「設備管理の匠」SQLサーバ版について
「設備管理の匠」を広域の複数の拠点から利用したい場合、また利用人数が数十名に及ぶ場合に最適です。
また拠点管理機能(拠点管理ライセンス)を利用すれば、複数拠点のデータを一元管理したい場合にも便利です。
通常は、機器台帳やマスタは全てのユーザーが共通のものが表示されます。
しかし、拠点管理機能によって拠点登録したユーザーは、通常は自分の拠点の機器台帳やマスタのみ表示。特別なユーザーのみ他の拠点も統合した機器台帳や各種マスタの閲覧・編集、検索等が可能になります。
従って、普段運用する場合と、トータルで状況を調べる場合など使い分けが可能です。
機器点数、複数拠点トータルで2~3万点まで、メンテナンス履歴複数拠点トータルで100~150万件程度までの利用を想定しています。
データベースとしての信頼性もAccessよりも高く、サーバ側でデータを処理するため、広域ネットワーク(WAN)、多人数、大規模なデータも取り扱うことができるのです。
そして、全く同じデータの画面を同時に開いて編集する場合、後に同じデータの画面を開くときには、警告が出てきます。(データ単位での排他制御あり)
一方、標準版よりも価格は高くなります。
また、MicrosoftのSQLサーバを導入して、場合によってはライセンス等の購入が必要です。
それから、バックアップからの復旧、トラブル対処などもSQLサーバの専門的な知識が必要なことがあります。
ご利用の目的によって使い分けてください。
※インターネット上で提供しているサービスではありません。社内ネットワークを前提としております。
標準版(Access版)との比較
標準版(Access版) | SQL版 | |
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想定利用人数 | 10名前後までを推奨 | 50名前後までを推奨(SQLサーバ、WindowsServerのライセンスが必要) |
想定ネットワーク | 構内LAN | 広域WAN |
想定管理データ規模 | 機器台数3000点くらいまでを推奨 | 機器台数3万点くらいまでを推奨(複数拠点合計) |
複数拠点の管理 | △ | ○ (機器台帳と一部マスタを拠点ごとに設定可能、ただしライセンスは別途必要) |
データ単位での排他制御 | × | ○ |
必要ソフト(ハード) | WindowsXP以上を搭載のパソコン、一部機能の利用にMicrosoft社Excelが必要。 (Microsoft社のAccessのソフトウェアは必要ありません) |
WindowsXP以上を搭載のパソコン、一部機能の利用にMicrosoft社Excelが必要 Microsoft SQL Server 2008搭載のサーバ(利用人数によってライセンスが必要) |
価格 | 価格を参照 |