導入事例
「設備管理の匠」は次のような業種でご利用いただいています。
- 機械メーカー
- 化成品メーカー
- 食品メーカー
- 製薬メーカー
- 電機メーカー
- 研究施設
- 上下水道処理施設
- ビル管理会社
導入事例1 設備管理体制構築のため、一部セクションで試験運用
機械メーカーのB社では、効果的な機器保全管理の仕組みを構築するためのプロジェクトを開始しました。
実際の管理にあたっては、どのように機器を分類すればわかりやすいか、何の情報を管理すればよいのか、分析に必要な事項は何かなど検討するべき事が多数あります。しかし、実際の管理イメージのプロトタイプがなければ、なかなか具体的に進みません。
そこで、プロトタイプを作り一部セクションで試験運用することになりました。
ただ普通の情報システムを導入しようとすると、それなりの費用がかかってしまいます。
それほどの費用をかけることができないため、検討の結果、「設備管理の匠」なら、導入負担も比較的少なく、さらに本運用にもつなげられる、ということでご導入いただくことになりました。
試験運用後、担当者が、アクセス形式のファイルの特徴を活かし、複数のデータプロトタイプも作成しました。その上で、問題点・必要事項などを洗い出し、必要なカスタマイズを加えてステップアップさせています。
導入事例2 システム導入時に、既存データを移行
下水道処理施設の管理業務を行っているC社では、運営管理している施設の設備管理業務を強化するため、「設備管理の匠」をご導入いただきました。
その際、それまで、Excelで設備データ、保全記録などを一部入力していたため、導入時にデータを取り込んで欲しい、という希望を頂きました。
データの状態によっては、取り込みは有償と、無償の部分に分かれます。
データが一覧表になっていなかったり、不整合が多い場合、手入力や画像の取り込みなどの作業がある場合には有償となっております。
調査の結果、そのExcelデータは一覧表になっていたため、無償取り込みのサポートの範囲内で対応できることになりました。
項目の調整を行い、導入前に必要データを取り込むことができました。
導入事例3 業務にあわせてカスタマイズを実施
部品メーカーのD社では、現在の業務フローにできるだけ適合するように、「設備管理の匠」をカスタマイズできないかと考えました。
仕様検討と見積の結果、それほど大きなコストがかからずにカスタマイズが可能、という結論になったため、カスタマイズに着手しました。
カスタマイズは、管理や分析に必要なメンテナンス項目の追加、集計項目の追加、社内で提出が必要な帳票を直接「設備管理の匠」から出力する、などが主な内容でした。
なお、帳票は既存のフォーマットを元にExcelでほぼ同様のフォームを作成し、そのフォームに「設備管理の匠」から出力できるようにして、後で多少の変更もできるように調整しています。
その後、カスタマイズに着手、テストランをあわせて3ヶ月程度の対応後、本稼動する事ができました。
導入事例4 ネットワークを利用して複数工場の情報を切り替え
化成品関連メーカのD社では、データ管理関係で、2工場でそれぞれ「設備管理の匠」を導入することになりました。しかし、お互いの履歴や、部品・消耗品の在庫量確認のため、どちらのデータも見れるようにしたいという希望がありました。
そこで、2工場間で引かれていたネットワーク回線を利用して、起動時にどちらの工場を選択するか切り替える機能を追加しました。この切り替え機能は無償で提供いたしました。