メールマガジンバックナンバー
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□■ エコニティ メールマガジン □■ 2009年3月号
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はじめに・・・
桜の咲く季節になってきました。
しかし、やけに暖かくなったなあと思うと、一点肌寒い日が続くなど、
どこか天候が不順な気がしますね。
とはいえ、本格的な春の到来は心が浮き立ちます。
私どもも、心機一転、より一層よいサービスをご提供できるよう、
頑張りたいと思います。
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◎ 目次
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1.設備情報管理のポイント(第16回)
2.「北海道のうまいもん」(第16回)~阿寒シンプイ~
3.エコニティからのお知らせ
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1.設備情報管理のポイント(第16回)
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前回はFTA分析などを持ち出したので、多少わかりにくかったかもしれません。
ただ、実際に言いたかったことは極めて単純な話でした。
つまり、
・リスク対策を行うために、損害の原因となりえる設備トラブル(リスク要因)
を洗い出していきましょう。
ということです。
そして洗い出し方を精密にする方法として、FTA分析などを挙げました。
ただ、精密に行うのは手間暇がかかるので、設備トラブル(リスク要因)
を直感的にリストアップするようなやり方も考えられる、ということを前回
ご説明してきました。
ポイントは、その要因について、
「対策をある程度イメージできる」
ということです。
リスク対策を行う場合、リスクそのものをイメージしても、対策には結びつか
ないことがほとんどです。
例えば、
「生産ラインで品質異常が発生する」
というリスクを考えた時に、ただ闇雲に「品質異常を減らしましょう」
と言っても何も進みません。
具体的に対策が取れるレベルまでその要因を辿っていくのが普通だと思います。
まさに、そのアプローチをとりましょう、というのが前回の趣旨です。
(もちろん対策が取りようもない、という要因もあります。これをどう取り
扱うかは後段でお話しします)
では、いったい「対策」とは何をすることなのでしょうか?
まず一般的なリスクマネジメントの視点に基づいた分類を見ていきましょう?
引用してご説明します。
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危険制御(risk control)
・回避・・・危険の遮断、行動の中止
・除去・・・危険の防止(予防、軽減)、他
危険財務(risk finance)
・転嫁・・・保険、共済、基金の利用 他
・保有・・・準備、自家保険 他
亀井利明 「リスクマネジメント総論」より一部改訂して抜粋*****
リスクに対する対策(リスク処理手段)は以上のように分類されています。
いろいろな考え方が含まれています。
ただ、設備管理の分野で(ないし担当者の方が)考えるであろう、「対策」
とは「除去」が中心になると思います。
つまり、保全活動によって設備トラブルをできるだけ避けるようにする、
という考え方です。
保全活動での用語に置き換えると「予防保全」や「改良保全」ということに
なります。
多くの場合、設備管理・保全担当者が求められている大きな職務の一つに
なっているはずです。
ただ、すべてが予防保全の考え方で対応できるわけでもありません。
ですから、ここではこの「除去」=「予防対策を講じる」ということを一つの
軸にして、上の分類に基づいた具体的な「対策の区分け」をどのように考える
ことができるか、考えたいと思います。
「対策の区分け」を考える場合、次の二つの軸を考えてください。
・リスク(≒設備トラブル)のランクが高いのか、低いのか
・リスク要因(設備トラブル)の除去(予防)が容易か、困難か
これで、次のような4象限が考えられます。
除去
| | |
易 | (3) (1)
| | |
|
|_ _ _ _ _ |_ _ _ _ _ |
| | |
|
難 | (4) | (2) |
|
|_____|_____|
低 高
ランク
このマトリクスをどのように取り扱っていくか、次回ご説明したいと思います。
※「設備管理の匠」Q&Aは今回都合によりお休みです。
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2.「北海道のうまいもん」(第16回)
~阿寒シンプイ(北海まりも製菓)~
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今回は「阿寒シンプイ」を紹介します。
阿寒のお菓子といえば「まりもまりもようかん」が有名ですが
「阿寒シンプイ」はまりもようかんの販売会社「北海まりも製菓」
で販売しているお菓子です。
昨年末インフルエンザに罹ってしまい食欲が無かった私に
「さっぱりしているから食べてみて~」と差し出され半信半疑で食べたのが
「阿寒シンプイ」との出会いでした。
初めて見た時は、透き通った薄い緑色の中に丸いまりもが2個入っていて
阿寒湖をイメージさせる綺麗なお菓子だな~という印象でした。
しかし、どんな味がするのか全く想像がつかないのであまり乗り気では
無かったのを覚えています。
そして一口食べて・・・ようやくさっぱりとしていて美味しいという意味が
わかりました。
「阿寒シンプイ」はシンプルなりんごゼリーだったのです。
食感の少しちがう「まりも」部分は・・・これは食べてのお楽しみです。
最初に「まりも」部分を目掛けて食べるか、最後まで残しておくかは人それ
ぞれ、その時の気分だったりしますが、本当に食べやすく食欲の無かった
私でもあっという間に食べてしまう程(もちろん健康な時に食べても十分美味
しいです)いつでも美味しく食べられるゼリーです。
江別に住む私にとって道東方面のお菓子はなかなか食べられないので貴重な
体験となりました。
通信販売の情報もありますので下記ホームページもチェックしてみて下さい。
<<有限会社北海まりも製菓>>
ホームページ:http://marimo-youkan.com/index.html
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3.エコニティからのお知らせ
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■点検管理システムの特集(その2)
今回は先月に引き続き、「点検管理システム」についてのご案内をさせていた
だきます。
年度末の中(弊社の、ではありませんが)で、ホームページへの情報更新が遅
れていて、大変恐縮なのですが、これは準備ができ次第ご案内いたします。
今回は、どんな場合にメリットがあるか、そして個別の機能についてをご説明
いたします。
☆本システム導入のメリット
一言でいえば、点検データを電子データとして活用したい場合に大きなメリッ
トがあります。
どの保全・設備管理のご担当者様も、必ず何らかの形で日々点検業務に携わっ
ておられると思います。
実際の点検業務は、「紙」をベースに行い、それをファイリングして、必要な
時に見るする、という場合も多いのではないかと思います。
しかし、もし点検で得た数値データを分析で使いたい、という場合には、
その紙データを電子データなどに入力しなおさなければなりません。
点検で異常報告を受けても、それをデータベースに登録する必要もあります。
非常に手間で、なかなかそのような活用ができない、という方もいらっしゃる
のではないでしょうか?
本システムはそのようにデータをより活用したい場合、大きなメリットがあり
ます。具体的には、
・PDAでダイレクトに電子データを入力し、データベースに登録しますので、
登録したデータは外部ファイルに簡単に取り出して加工できます。
・異常データがあった場合には、「設備管理の匠」に異常報告のデータが
自動的に作成されます。
・簡単にグラフも出力できます。
点検管理システム導入によって、手間を少なく、設備のデータをより広く活用
できるようにする、ということを実現いたします。
☆本体(PC側)の機能について
「点検管理システム」は次のようなメニュー構成、内容になっています。
・データ一覧
入力した点検データを一覧表で表示、CSVに出力します。
フィルター設定で様々な分類に応じた表示も可能です。
また、一覧表示データを折れ線グラフにすぐに直すことができます。
折れ線グラフも画像として出力可能です。
点検予定についても自動的に作成可能です。
・点検項目編集
点検に利用する項目を、機器別に自由に設定することができます。
上限値、下限値の設定を行うことで、自動的に異常判定をする機能も
付いています。
・データインポート、エクスポート
PDAにデータを吐き出し、取り込みを行います。
・マスタメンテナンス
点検の項目属性や、選択肢の設定、点検種別や点検サイクル、
点検順の設定ができます。
・帳票出力
点検報告書の出力ができます。お客様に応じて調整が可能です。
・各種設定
点検データが多くなりすぎた場合、データをアーカイブとして
別ファイルに保存します。
☆PDA側の機能について
・点検順に従って項目表示が可能です。
・点検項目のダイレクト検索も可能です。必要に応じてバーコードを
読み込んで検索もできます。
・入力時に、前回値、上下限値などを表示でき、さらに異常の警報も
出せるので、現地での確認も容易です。
詳しい資料をご希望の方は、
takumi@econity.co.jp
まで、「点検システム資料希望」と記載の上メールをお送りください。
デモンストレーション対応も随時承ります。
■デモンストレーションの対応について
エコニティでは、「設備管理の匠」デモンストレーションの依頼に随時対応し
ています。ご希望の方はご連絡下さい。
<問合せ先>
Mail:takumi@econity.co.jp
TEL:03-3865-1468
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■□エコニティについて■□
(有)エコニティは2000年に設立されました。
もともとソフトウェアの受託開発などを中心に業務をおこなっていましたが、
2003年頃から設備管理システムに取り組むようになりました。
当初は受託開発の一環としてソフト開発をおこない、その後設備保全のデータ
の作成などにも関わった経験もあります。そうした経験を生かし、2005年にパ
ッケージソフトとして「設備管理の匠」をまとめ、販売を開始しました。
お客様に使ってもらい、情報活用に貢献できるようなシステム作りを目指して
います!
URL:http://www.econity.co.jp
Mail:takumi@econity.co.jp
TEL:03-3865-1468
本メールマガジンが不要な場合には、下記メールまで「不要」の旨、ご連絡下
さい。お手数おかけいたしますがよろしくお願いいたします。
編集責任者:吉村
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