設備管理のミニ情報

状態監視保全とは?

保全活動のタイミングを決める、という方法です。つまり、故障の予知を行って保全するので、別名「予知保全」と言われることもあります。
予知をするためには、さまざまな予兆を把握して分析することが求められます。
例えば、機械の「振動」「音」、配管やタンクの「減肉摩耗」、その他、色やにおいを含めた様々な要素が考えられます。
一般的にはこうした要素をコンピュータで分析して予知を行い、診断には高度なノウハウが要求されます。
使用限界に近いところでメンテナンスを行える確率が高いので、非常に効率的ですが、問題はそうした状態監視を行うコストが高い、ということです。
そのため、すべての機器に適用するというよりも、最重要機器をベースに考えて、後はTBMを組み合わせるなどの工夫が必要です。