設備管理のミニ情報
故障強度率とは?
故障率が「故障の起きる割合」を表すのに対し、
故障強度率は設備の故障による停止時間のロスの大きさを表すのに使用します。
したがって、計算に必要なデータは
故障停止時間と負荷時間(一般的に負荷時間は全動作時間+停止時間で表されます)で、
求めるための式は
故障強度率(%)=故障停止時間の合計÷負荷時間×100
となり、業種によって違いはありますが一般的に
目標0.15%以下(月ごと)
とされています。
同じような用語に故障度数率がありますが、こちらは停止時間の代わりに
故障停止回数を使用して
故障度数率(%)=故障停止回数の合計÷負荷時間*100
で
目標0.10%以下(月ごと)
とされています。