メールマガジンバックナンバー

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□■ エコニティ メールマガジン □■ 2013年11月号
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 ◎ 目次                
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1.設備情報管理のポイント(第68回)
2.「設備管理の匠」英語版発売予定のご連絡
3.「設備管理の匠SQLサーバ版」キャンペーンについて
4.エコニティからのお知らせ
5.編集後記


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  1.設備情報管理のポイント(第68回)
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前回も「設備情報管理のメリット」の中で、「設備・保全教育コストの削減」
についてご説明の続きをさせていただきました。

設備情報管理によって生み出される「設備・保全教育コストの削減」、この費
用対効果について考えました。

情報管理にかかるコスト、は以前のメールマガジンでも出てきました。

■設備情報管理運用にかかるコスト(/月)→項目C

■設備情報管理導入にかかる初期コスト→項目D

が挙げられます。

一方削減できるコストですが、

■項目K:OJTを行うために必要なコスト
→OJTのトレーナーが教育を行うために必要と思われる時間を算定してコスト
を考えます。

■項目L:引き継ぎ資料・説明資料を作るのに必要なコスト
→設備毎にどの程度資料を作るのに時間がかかるのか、という観点で考えます。


■項目M:新任担当者が情報を探すために必要なコスト
→新任担当者が旧担当者と比べて情報探索にかかる時間が増える場合のコスト
です。

このようなことをご説明してきました。

では設備情報管理でそうしたコストは削減できるのでしょうか?

まず、

「項目L:引き継ぎ資料・説明資料を作るのに必要なコスト」

から考えてみましょう。このコストは、

・1台あたりの資料まとめ時間×台数(×作成者の時間単価)

という計算式になります。

このコストを削減できる可能性はあるのでしょうか?
資料の具体的な内容を考えてみましょう。

・設備の仕様、図面等の情報
・点検や保全方法
・保全の際の注意事項をまとめたもの
・よく発生する故障をまとめたもの

こうした内容が考えられます。
よく考えてみると、こうした情報は特殊なものではなく、普段から取り扱って
いるものです。
報告書としてファイリングしていたり、個人でメモをしていたり・・・。
ほとんどの場合、既に情報は作成されているのです。
しかし、その内容がバラバラになっていて取り出しにくいため、取りまとめや
整理が必要になってしまうのです。

もし、普段から引き継ぎを想定して、こうした情報がきちんと整理されていた
としたらどうでしょうか?

恐らく引き継ぎ用の資料を作る時間は、限りなくゼロに近づけることができま
す。少なくとも大幅に削減できるのは間違いありません。

具体的な削減コストは、1台の設備に関してシミュレーションを行えばある程
度推定できます。
情報が整理されていない場合の資料作成時間。情報が整理されている場合の資
料作成時間を想定して下さい。

一方、

「項目K:OJTを行うために必要なコスト」

はどうでしょうか?

OJTのコストは

・トレーナーが要する月あたりの時間×トレーナーの月あたり単価×OJTの月数

と説明しました。
ここで着目したいのは「OJTの月数」です。
OJTの期間を短くできればコストを削減できます。
どうすれば、OJT期間を短くできるのでしょうか?

OJTの目的は、もちろん自律的な戦力になることです。
逆に言えば、自律的に動くことができるようになれば、OJTは必要がなくなり
ます。

ポイントは、OJTとOFF-JTのバランスだと思います。
OFF-JTというと大げさに聞こえますが、特別なことをやるわけではなく、
「自分で学ぶ」機会を作るということです。
トレーニー(OJTを受ける人)が「自分で学ぶ」ことができるようになれば、
自律的に動くことに一歩近づきます。
もちろん、OJTでなければ伝えられないことは多々あると思います。
一方で自分で学ぶことによって、OJTで受けたトレーニングの内容をより早く
吸収できたり、OJTだけでは不足している内容を補完できたりします。

ですから、「自分で学ぶ」ことを積極的に推し進めれば、OJTの期間を削減で
きる可能性も高くなるのです。

では、「自分で学ぶ」機会を作るためにはどうすればよいでしょうか?
これはには、先に述べた「資料」の件が絡んできます。

詳しくは、次回ご説明したいと思います。


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  2.「設備管理の匠SQLサーバ版」キャンペーンについて
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先月発表した「設備管理の匠SQLサーバ版」については、皆様から色々とご反
響をいただいております。
ありがとうございます。

さて、発売キャンペーンの締切が11月末と迫ってまいりましたので、再度キャ
ンペーンについて告知させていただきます。

SQLサーバ版は、従来の標準版(Access版)の「設備管理の匠」に比べて、広
域、多人数、複数拠点の管理に優れています。
次のようなお客様にお勧めできます。

・本社にサーバを置き、全国複数の拠点でシステムを利用したい。
・利用する人数がかなり多くなる(数十人規模になる)。
・すでに「設備管理の匠」を複数拠点で利用しているお客様で、各拠点のデー
タを統合管理したい。

発売開始に際して、以下のようなキャンペーンを実施しております。

キャンペーン内容は次の通りです。
(2013年11月30日まで)

◎SQLサーバ版新規ご導入のお客様:

本体ライセンス通常価格480,000円(税別)→特別価格380,000円(税別)

拠点ライセンス通常価格78,000円(税別)→特別価格50,000円(税別)


◎標準版からSQLサーバ版載せ替えのお客様:

載せ替えの通常価格360,000円(税別)→特別価格260,000円(税別)

拠点ライセンス通常価格78,000円(税別)→特別価格50,000円(税別)でご提
供

※すでに標準版で複数ライセンスをお持ちのお客様は、拠点ライセンスに変更
して統合利用することができます。
拠点ライセンスに変更した場合、上記拠点ライセンス費用は不要です。
(ただし、データ移行作業が必要な場合費用を頂戴することがあります)
詳しくはご相談ください。

ホームページの情報もご覧ください。

http://www.econity.co.jp/setsubi/takumi_sql.html


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  3.「設備管理の匠」英語版発売予定のご連絡
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近年、お客様から

「海外の拠点で「設備管理の匠」を利用したいけれども、英語版はないだろう
か?」

というお問い合わせを頂くことがたびたびあります。

そうしたご要望にお応えして現在、「設備管理の匠」英語版の2013年12月17日
(火)のリリースに向けて準備中です。

英語版では、「設備管理の匠」の項目、メッセージなど全て英語に翻訳して、
英語版OSでも日本語版と同様に動作するように改造しております。

ただ、弊社のサポートに限界があるため、主に日系企業の海外現地法人でご利
用いただくことを想定しております。

詳しい資料なども現在作成中です。ご興味お持ちいただける方がいらっしゃい
ましたら、準備ができ次第、資料もお送りいたしますのでご連絡ください。

また、リリースに合わせて英語版のお試し版も利用できるようにする予定です。

詳細は、来月のメールマガジンで発表いたします。

※予定は変更になることがありますのでご注意ください。


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  4.エコニティからのお知らせ
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■「点検管理の匠」タブレットPC版・試用版とお貸出し

「点検管理の匠のタブレットPC版を自分の持っているタブレットで試すことが
できないか」
というお客様は以下のURLよりダウンロードできます。

http://www.econity.co.jp/tenken/index.html#S5

対象機種は、解像度1024×600、1280×800の7インチタブレット、AndroidOS3.2
以上です。
画面崩れはありますが、上記解像度をほぼ満たす、AndroidOSのスマートフォ
ンでもご確認は頂けると思います。(動作保証はしておりません)

また、試用版で入力したデータと連動させたいお客様はご相談ください。

※タブレットや高解像度のスマートフォンがない場合、タブレットPCをお貸出
しにも対応しています。
ただし、台数が限られておりますので、貸出中の場合にはご容赦ください。


■オンラインデモについて

「試用版を使っているけれど、使い方がよくわからない」
「アドバイスが欲しい」

などのご希望がある場合でも、デモに来てもらうほどではない、ということも
多いと思います。
そんなときに、ご活用いただきたいのは「オンラインデモ」です。
私どもエコニティで操作するパソコン画面を、自分のデスクに座ったまま見る
ことができますので、気軽にわからないところの確認をすることができます。

詳しくは以下のURLをご覧ください。

http://www.econity.co.jp/setsubi/online_demo.html


■デモンストレーションの対応について

「設備管理の匠」「点検管理の匠」デモンストレーションのご依頼に随時対応
しています。
ご希望の方はご連絡下さい。


<問合せ先>
Mail:takumi@econity.co.jp

TEL:03-3865-1468


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  5.編集後記
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最近、あるお客様と話をしていて少し驚いたことがあります。
そのお客様では従来から保全や点検作業結果を集計していて、かなりきちんと
状況を把握されていると感じていました。

しかし、よく話を聞いてみると、実際に行っている保全作業や点検作業の内容
そのものが妥当なのか、判断はしていなかったようなのです。
その結果、作業の取捨選択はなかなかなされず、以前からやっているという
理由で、その作業が継続されているようでした。

大変もったいない話です。
本来なら、それが無駄の削減につながったかもしれません。
しかし、データを十分活かすことができず、データ作成そのものが目的
になってしまっているようでした。

設備の情報を扱う業務では、目的をしっかりと見据えることが必要だなあ、
と感じたご訪問でした。


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■□エコニティについて■□

(有)エコニティは2000年に設立されました。
もともとソフトウェアの受託開発などを中心に業務をおこなっていましたが、
2003年頃から設備管理システムに取り組むようになりました。
当初は受託開発の一環としてソフト開発をおこない、その後設備保全のデータ
の作成などにも関わった経験もあります。そうした経験を生かし、2005年にパ
ッケージソフトとして「設備管理の匠」をまとめ、販売を開始しました。
お客様に使ってもらい、情報活用に貢献できるようなシステム作りを目指して
います!

URL:http://www.econity.co.jp

Mail:takumi@econity.co.jp

TEL:03-3865-1468

本メールマガジンが不要な場合には、下記メールまで「不要」の旨、ご連絡下
さい。お手数おかけいたしますがよろしくお願いいたします。

編集責任者:吉村

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