ニュースレターバックナンバー

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□■ エコニティ ニュースレター □■ 2015年1月号
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 ◎ 目次                
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1.設備情報管理のポイント(第80回)
2.お取り寄せチャレンジ(第8回 発泡清酒)
3.エコニティからのお知らせ
4.編集後記


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  1.設備情報管理のポイント(第80回)
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前回は、設備情報管理による「保全計画の支援」というテーマの中で、「予測」
にスポットを当ててお話を進めてきました。
保全計画は何のために立てるのでしょうか?
将来のコスト目標と現状のコストのギャップを埋めるためです。
ギャップを埋めるためには、何らかの仮説を立てて、ある行動の結果を予測し
なければなりません。

「前年度をベースに計画を立てているから仮説なんかないよ」

という場合であっても、「前年度並の金額がかかる」という仮説をもとにして
いるはずです。
こうした仮説は「経験と勘」を基に作られることが多いと思います。
それでは仮説を立てる際に、設備情報を管理していれば何か役に立つのでしょ
うか?
データが蓄積されれば、適切な保全タイミングが予測できるのでは、と考える
方もいらっしゃると思います。
しかし私は現実的にそれは難しいと考えています。
それでは、設備情報を管理しても設備の今後を予測することには役に立たない
のでしょうか?

こうしたお話をさせて頂きました。

さて前回は、なぜデータから保全タイミングが予測できないのか、十分な説明
ができなかったので、まずその補足をします。
仮にきちんと保全・故障履歴を蓄積しても、設備の今後を予測することは本当
にできないのでしょうか?

もちろん、物理的なメカニズムの中である程度設備の損耗を予測することは可
能だと思います。
例えば、タンクや配管の減肉を測定することで、使用できなくなる時期を予測
する。音や振動の波形から摩耗状況を推定するなど、特定の故障診断のための
技術はたくさんあります。
もし機械に、継続的で多様な角度からの細かな診断を行えば、少なくとも機械
的な故障を分析し、発生時期を予測することはある程度できるかもしれません。
ですから、こうした診断データの蓄積、という意味での情報の管理は有益です。

ただ、膨大な機械に対して細かに継続診断するのは、技術的、コスト的に現実
的とは言えないと思います。

それでは、

「過去の故障履歴の蓄積によって、統計的に予測する」

このようなことは、できるのでしょうか?。

エコニティでは、以前、過去の故障履歴・保全履歴から統計的に故障予測をし、
自動的に最適な保全計画を立てることができないか、取り組んだことがありま
した。
しかし、あまりうまくいきませんでした。
最も大きな理由は、1事業所では分析するためのデータが圧倒的に足りなかっ
たことです。

例えば、ある部品の交換が遅くなると故障が発生する、という現象が予想され
るとします。
しかし、その部品が早い時期に交換され、故障が発生していなかったとしたら、
実際にいつ故障するのかはわかりません。
一方、交換頻度が過剰と判断して回数を減らし、その後故障が発生したとしま
す。

「やっぱり、交換頻度を減らしてはだめだ」

このように言えるでしょうか?
一見正しそうです。
しかし、実際に故障の発生間隔は一様であるとは限りません。
統計的に考えると、多少のばらつきがあるのが普通です。
すると、非常に稀な現象として、たまたま故障が発生したと確率もこの時点で
はまだかなり高いと言えます。
1回の故障だけで判断に足りると考えるのは早計です。
その故障が稀ではない、ということを確認するためにはもっと多くのデータが
必要です。

さらに、「適切な」交換頻度を考えようと思ったらさらに大変です。
交換頻度のパターンは無数にあります。
履歴データだけで、どこが最適な着地点か判断するとしたら、どれだけデータ
と時間がかかるでしょうか?
診断を細かく行う以上に現実的ではありません。

それでは、「過去の故障履歴の蓄積」は予測に役に立たないということでしょ
うか?

私はそうではないと思っています。

「今、データが足りないから予測は難しい、と言っていたのでは?」

確かにそうです。
しかし、それは過去の履歴データで統計的に確かな予測ができるのか、という
話です。
私は予測をするときに、履歴データを「主」として使うのではない、と思って
いるのです。
つまり、

◎履歴データを人間の「経験や勘」による予測を補完するために利用する。

これが、履歴データをうまく活用する方法ではないか、と思います。

「うちは、『経験や勘』というあいまいな要素から脱却するために、データを
使ってコンピュータで予測したいんだけど」

という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ここまで書いた通り、データは多くの場合不完全です。そのデータを、
コンピュータによって処理させるのはなかなか困難です。
現時点ではむしろ人間の脳の方が、曖昧模糊とした少ないデータを判断材料と
し物事を処理するのは得意です。

ただ、データが本当に漠然としていると、当然その判断精度が落ちていきます。
だからこそ、きちんと管理されたデータで補完すれば、判断精度の向上が期待
できるのです。

具体的にはどのようなことが期待できるのでしょうか?


・説得力を増す
・記憶を助ける
・意識が及ばないところを可視化する

こうした点が挙げられます。
どういうことでしょうか?

次回ご説明したいと思います。



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  2.お取り寄せチャレンジ!
    (第8回 発泡清酒)
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今回紹介するのは発泡清酒3本です。
「発泡清酒」というお酒をご存知でしょうか?
その名の通り、炭酸入りの日本酒です。
どのように日本酒に炭酸を入れるか、ですが、炭酸ガスを注入するやり方もあ
るようですが、今回の3本はいずれも、瓶の中で二次発酵を行って炭酸ガスを
瓶内に閉じ込める、瓶内二次発酵方式という製法です。
これはシャンパンを作るときと同じ製法だそうです。

実は、昨年の秋頃に東京丸の内で行われたフードフェスタが、この「発砲清酒」
を知るきっかけになりました。
ぶらぶらと食べ歩きしていた途中で偶然、一ノ蔵さんが出店しているところに
通りがかりました。
喉が渇いていたし、お酒でもいいから少し何か飲もう、くらいの気持ちで買っ
て飲んだのですが、大変美味しくてびっくりしました。
普段、私はあまりお酒を飲まないのですが、今回せっかくの機会なので、もう
一度この発泡清酒を飲んでみたいと思い、「すず音」と、すず音から濁り成分
を取り除いた「すず音wabi」、酒井酒造の「五橋 ねねゴールド」の3本を取り
寄せ、飲み比べてみました。

今回の発泡清酒はいずれも、アルコール度数は5%と通常の日本酒が15%程度な
のに対してかなり低くなっています。
口当たりは極めて良く、ジュースに近いと言ってかまいません。
もしかすると、日本酒好き、お酒好きの人が飲むと物足りなく感じるかもしれ
ません。
味わいは、よく日本酒の表現で「フルーティ」という表現を使いますが、あの
味わいがとても強く、飛びぬけたという印象です。
蔵元さんの表現によると「お米の優しい味わいの中に、柔らかな甘酸っぱさが
口中に広がります」ということですが、甘さが口に残らない飲みやすさという
点では一般的なシャンパンより上なのではないかと個人的に思います。

今回、3本を飲み比べてみました感想ですが「すず音」を基準とすると
「すず音wabi」は、すず音から濁り成分を取り除き、透明タイプに仕上げたと
いうことで、香りも味もライトになっています。
「ねねゴールド」は少し炭酸と濁りが強めで金箔が入っていてゴージャス感が
あります。

料理との相性ですが、蔵元さんのホームページでも「お米由来の優しい甘さが
料理の味と調和し、適度な酸味が口中を洗い流してくれる効果があるので、油
っぽい料理や素材を楽しむ料理等、ジャンルを問わず幅広い料理と相性良く食
べ合わせができます」と説明しています。
実際、和食はもちろん、様々な洋食にも合うと思います。

発泡清酒の存在は知っていたのですが、宮城県の酒蔵、一ノ蔵の名前や発泡清
酒「すず音」の商品名は知りませんでした。
調べてみると、TVでも紹介されたことがある、かなりの人気商品のようです。
そのせいか、今回の「すず音wabi」のような限定商品はすぐに品切れになるよ
うです。

口当たりがよく飲みやすいお酒ですので、お酒に弱い方や普段あまり飲まれな
い方がたまに楽しんだり、パーティへの手土産、女性へのプレゼントとしても
きっと喜ばれるのではないでしょうか。


一ノ蔵発泡清酒「すず音」300ml
http://www.jizakeshop.co.jp/SHOP/10001.html
一ノ蔵透明発泡清酒「すず音wabi(わび)」375ml
http://www.jizakeshop.co.jp/SHOP/10355.html
五橋「ねねゴールド」300ml
http://www.jizakeshop.co.jp/SHOP/21212.html



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  3.エコニティからのお知らせ
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■ホームページのリニューアルについての続報

バタバタしており、予定通り進まず申し訳ありません。
まだ現在も製作中で、もう少し時間がかかる見込みです。
何とか2月上旬にはと思っています。
ご案内を何度もしているにもかかわらず申し訳ありません。



■「点検管理の匠」タブレットPC版・「匠のメンテナンスタブレット」試用版
とタブレットPCのお貸出し

「点検管理の匠のタブレットPC版」「匠のメンテナンスタブレット」を自分の
持っているタブレットで試すことができないか」
というお客様は以下のURLよりダウンロードできます。

http://www.econity.co.jp/tenken/index.html#S5

http://www.econity.co.jp/setsubi/trial.html#tab_maint

(GooglePlayに登録されているので「点検管理の匠のタブレット」「匠のメン
テナンス タブレット」で検索していただいてもかまいません)

対象機種は、解像度1024×600、1280×800の7インチタブレット、
AndroidOS3.2以上です。
画面崩れはありますが、上記解像度をほぼ満たす、AndroidOSのスマートフォ
ンでもご確認は頂けると思います。(動作保証はしておりません)

試用版で入力したデータと連動させたいお客様は資料請求をお申し込みくださ
い。(資料請求のCDの中に、接続方法の記載があります)

※タブレットや高解像度のスマートフォンがない場合、タブレットPCをお貸出
しにも対応しています。ただし、台数が限られておりますので、貸出中の場合
にはご容赦ください。


■オンラインデモについて

「試用版を使っているけれど、使い方がよくわからない」
「アドバイスが欲しい」

などのご希望がある場合でも、デモに来てもらうほどではない、ということも
多いと思います。
そんなときに、ご活用いただきたいのは「オンラインデモ」です。
私どもエコニティで操作するパソコン画面を、自分のデスクに座ったまま見る
ことができますので、気軽にわからないところの確認をすることができます。

詳しくは以下のURLをご覧ください。

http://www.econity.co.jp/setsubi/online_demo.html



<問合せ先>
Mail:takumi@econity.co.jp

TEL:03-3865-1468


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  4.編集後記
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1月に入ってから、細かな作業に時間を取られることが多く、ホームページの
リニューアルなどやろうと思っている課題になかなか取り組むことができてい
ません。
特に最近は、お客様から「こうしたほうが良い」「こうして欲しい」などのご
要望を色々といただくことが増えてきています。
ご要望をいただけるのは大変ありがたい話で、ご意見を基に弊社の製品の改善
を行ったり、新しい商品のヒントにしたりしています。
これからもどんどんご意見・ご要望を頂きたいと思っていますが、現在なかな
かスピーディーにできていないのが悩みの種です。
優先順位のつけ方を考えたり、アナウンスする方法を工夫して、できるだけお
客様にストレスなく商品のリリースをできればと思っています。

皆様からも、「こんなことはできないか」などのご意見があればぜひお寄せ下
さい。

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■□エコニティについて■□

(有)エコニティは2000年に設立されました。
もともとソフトウェアの受託開発などを中心に業務をおこなっていましたが、
2003年頃から設備管理システムに取り組むようになりました。
当初は受託開発の一環としてソフト開発をおこない、その後設備保全のデータ
の作成などにも関わった経験もあります。そうした経験を生かし、2005年にパ
ッケージソフトとして「設備管理の匠」をまとめ、販売を開始しました。
お客様に使ってもらい、情報活用に貢献できるようなシステム作りを目指して
います!

URL:http://www.econity.co.jp

ブログ:http://setsubitakumi.blog.fc2.com/

Mail:takumi@econity.co.jp

TEL:03-3865-1468

本ニュースレターが不要な場合には、下記メールまで「不要」の旨、ご連絡下
さい。お手数おかけいたしますがよろしくお願いいたします。

編集責任者:吉村

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