ニュースレターバックナンバー

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□■ エコニティ ニュースレター □■ 2013年8月号
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 ◎ 目次                
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1.設備情報管理のポイント(第65回)
2.北海道のうまいもん(第57回)~炭焼き 炙屋(あぶりや)~
3.「設備管理の匠」活用レポート
4.エコニティからのお知らせ
5.編集後記


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  1.設備情報管理のポイント(第65回)
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前回は、「設備情報管理のメリット」の中で、「設備・保全教育コストの削減」
についてお話をさせていただきました。

プラントメンテナンス協会が2011年に主に製造業を対象として行った、「2011
年度メンテナンス実態調査」の中で

「保全業務全体において、重要な課題と思われる上位5つの課題」

の第1位が「人材育成・確保(技術・技能)」でした。
保全業務は人が行うものなので、異動・退職に伴って、未経験者が入ってくれ
ば人を育てていかなければなりません。

しかし、OJTや教育にはコストがかかります。
保全予算が削られている中で、基本的な知識も教えていかなければならないと
したら、非常に大変です。
資料を作るにしても、そのメンテナンスに時間がかかります。

このような話をさせていただきました。

さて、こうした問題の一助になるのが設備の情報管理です。
具体的にそのメリットを考えていきましょう。

まず情報管理が全く行われていない状態を想像してみてください。

保全業務自体は、十分経験と知識を持った個人個人によって行われています。
ですから、日々の業務が支障をきたすことはありませんでした。
しかし、それぞれがどんな経験をし、どんなノウハウを持っているか、他の人
にはわかりません。

「このトラブルが起こったら、あの人に聞けばいいよね!」

このように、思っています。

しかし、ある日急に一人の担当者が別の場所に異動することになりました。
一応、後任の担当者は来ることになりましたが、経験はあまりありません。
引き継ぎの時間もそれほどはありません。

それまで、情報を整理していないので慌てて、引き継ぎ資料をまとめ始めます。

しかし、それまでやってきたことを短時間でまとめ上げるのは難しく、OJTを
やる時間もない。
同僚、または新任の担当者に、口頭でざっと説明せざるを得なくなります。

当たり前ですが、実際に新任担当者が業務を引き継いでみると、

「これはどうする?」

という、わからない問題が多数出てきます。

例えば、ある制御盤を再起動しなければならない、という非常に簡単な作業で
あっても、手順がわかりません。
そのマニュアルはどこかにあるはずなのですが、どこにあるのかわかりません。

仕方がないので、他の担当者に確認してみます。
他の担当者もそれほど良くわからないので、一緒になって必死に資料を探しま
す。
ようやく探し当てたマニュアルに従って、再起動と再セットアップを行ってみ
るのですが、特殊な設定を施していたようで、それがまたわからず、情報をま
た探す・・・。

これは極端な話だ、と思われるかもしれませんが、私は複数のお客様から似た
ようなことをお伺いしたことがあります。

ではそこまで極端ではなく、引き継ぎのときに資料を作る時間的な余裕が多少
あるとしたらどうでしょうか?

しかし、いざ、自分が持っている過去の情報を、他の人に伝わるような形で資
料化しようと思ったら、思いのほか大変です。

なぜでしょうか?

これは、第57回(昨年10月)のニュースレターで触れた通り、「人間は忘れ
る動物」だからです。
資料を整理しようと思っても、細かい情報がどこにあるのか、自分で覚えてい
ると思っても意外に忘れています。
実際に自分でも作業のときに探す情報は多いものです。
それ以前に、資料にすべき内容自体を自分でうっかり抜いてしまったり、とい
うこともよくある話です。

従って、資料を作るのに予想以上に時間がかかったり、網羅性が低かったりし
ます。簡単に言えば、無駄にコスト=時間がかかったり、かかったコストの割
にはよいものができなかったりするのです。

それならば、十分なOJTを行うことができればよいかもしれません。
しかし、これは単純にコスト=人件費が跳ね上がります。

つまり、情報管理が行われていない状態を想像すると、引き継ぎ期間がそれほ
ど取れない場合、新任担当者が混乱や、無駄なコストの発生がかなりの確率で
発生すると思われます。

逆に言えば、設備情報管理が適切に行われている=ルールが決まっていれば、
この問題をかなり軽減できます。
つまり、今お話ししてきたことの裏返しです。

普段から、資料の管理場所、記録の記載方法などを組織内でルール化している
とします。
すると、急に異動が決まったとしても、

◎引き継ぎのために慌てて資料をまとめる必要がなくなります。
◎他の担当者も、どこに何があるのかある程度見当がつくので、新任担当者か
ら質問されても、より的確な対処ができます。
◎新任担当者自身も、自分で必要な資料を探し、自力対処したり、事前に学習
しておくことが容易になり、OJTをやるとしても最低限で済みます。

設備保全の仕事は、実は他の仕事と比べて、こうした情報管理による世代間の
メリットをより得やすい業務構造になっているのです。

どうして?

不思議に思う方もいらっしゃるかもしれません。

その点は、次回ご説明させていただきます。


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  2.北海道のうまいもん(第57回)~炭焼き 炙屋(あぶりや)~
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今回は「炭焼き 炙屋(あぶりや)」を紹介します。

北海道の8月は激しい雨が降ったり気温が高くなったり夜も暑さが残っていた
りしています。北海道事務所では今日も扇風機だけで暑さを乗り切っています。
短いといわれる北海道の夏ですが早く涼しくなって欲しいと思う今日この頃で
す。

前置きが長くなりましたが「炭焼き 炙屋(あぶりや)」は
北海道の厚岸にある水族館や観光案内所、レストラン、展望台、会議室などが
揃った複合施設「厚岸味覚ターミナル・コンキリエ」の2階にあるお店です。

「コンキリエ」とはイタリア語で貝の形をした食べ物という意味で
建物自体も貝殻をイメージした形になっているとのことです。

一般的に冬にしか食べられないイメージがある牡蠣ですが
厚岸産の牡蠣は日本で唯一年中食べる事ができ「炭焼き 炙屋(あぶりや)」
では牡蠣はもちろん、あさり、ホッケ、さんま、ほたてなど新鮮な魚介を
「魚介市場」で買って自分たちで焼いて食べる事が出来きます。

席に案内され、目の前には炭火に網が用意されていました。
渡された焼きガキの注意事項を読み、少々ビクビクしながら焼けるのを待って
その間にホッケやあさりを食べて、注意事項にあった通りにはじける牡蠣に
びっくりして、焼けた熱い牡蠣の殻を軍手をした手で開けて食べる。
というなかなかない経験をしました。
味はもちろんおいしいですよ。

また、厚岸には湿原カヌーツーリングやアザラシウォッチング、あさり堀り体
験など自然を満喫できる体験ツアーがありました。
私もあさり堀りを体験してきましたが大きなあさりが出てきた時はうれしく
思いがけなく「ツブ貝」を見つけた時は感動し、とても楽しかったです。
その後、帰ってから自宅の冷凍庫があさりでいっぱいになってしまった事は言
うまでもありませんが。。。

「炭焼き 炙屋(あぶりや)」のある施設「厚岸味覚ターミナル・コンキリエ」
は「楽しい・おいしい」が盛りだくさんです。
是非チェックしてみて下さい。 

http://www.conchiglie.net/

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  3.「設備管理の匠」活用レポート
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「設備管理の匠」や「点検管理の匠」をどのように利用しているの?
こうした、お話を頂くことは良くあります。
今回から、不定期にではありますが、現在ご利用しているお客様がどのように
使っているのかという話を、ご紹介できればと思います。
(お客様のご希望で基本的には匿名なのでご了承ください)


■化学工業メーカー(従業員規模600名)

複数工場で運用。
主に機器台帳、保全履歴を管理している。
機器点数が多く過去の履歴は忘れてしまうが、機器台帳から履歴をすぐに検索
できるため、過去に何をやったか調べるときに非常に重宝している。

■食品関係の製造(従業員規模600名)

現在複数工場で利用中
資産台帳の内容とある程度連動。
故障の履歴管理、保全予定の入力とチェック。
故障履歴がかなり重要で、ある設備で同じような故障が起こっているかどうか
など過去の確認に使っている。
また、故障履歴をアウトプットして見える化に使っている。
ただ、問題もある。
まず、各工場の運用にはばらつきがある。
これは、各工場の特性に合わせてでバラバラにデータを管理していて、故障分
類が統一されていない。
そのため、統合的な故障解析が十分できていない。

また、自主点検の予定を入れても、報告、チェックをきちんと行っているかは、
工場の方針によって違いがある。

その点をどのようにカバーするかを検討中。

■精密機械部品の製造(従業員規模3000名)

ある工場内で利用。
もともと設備の情報を整備・可視化して、履歴を確認できるようにするために
導入したが、その目的は果たしている。
現在、統計機能で停止時間などを把握して、整備計画を立てる際の目安にして
いるとのこと。
課題は、もっと保全データの活用をすること、部品の管理をしたいが機器台帳
に登録する時間がまだ取れていない。



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  4.エコニティからのお知らせ
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■新サービスキャンペーンについて

先月から引き続いて、

◎オプション機能レンタルサービス

のキャンペーン実施中です。
8月にご納品のお客様にはご希望される場合
「オプション機能レンタルサービス」1年間無償提供!

(通常、年間3万円)

■設備管理の匠
・保全・故障報告書作成機能
・メンテナンスお知らせメール送信機能
・部品在庫管理表機能

■点検管理の匠
・点検報告書出力機能

が、利用できるサービスです。

2年目以降もサポートサービスの加入期間中は無料で利用できます。
詳しくはこちらをご覧ください。

http://www.econity.co.jp/campaign/201307.html




■「点検管理の匠」タブレットPC版・試用版とお貸出し

「点検管理の匠のタブレットPC版を自分の持っているタブレットで試すことが
できないか」
というお客様は以下のURLよりダウンロードできます。

http://www.econity.co.jp/tenken/index.html#S5

対象機種は、解像度1024×600、1280×800の7インチタブレット、
AndroidOS3.2以上です。
画面崩れはありますが、上記解像度をほぼ満たす、AndroidOSのスマートフォン
でもご確認は頂けると思います。(動作保証はしておりません)

また、試用版で入力したデータと連動させたいお客様はご相談ください。

※タブレットや高解像度のスマートフォンがない場合、タブレットPCをお貸出
しにも対応しています。
ただし、台数が限られておりますので、貸出中の場合にはご容赦ください。

■オンラインデモについて

「試用版を使っているけれど、使い方がよくわからない」
「アドバイスが欲しい」

などのご希望がある場合でも、デモに来てもらうほどではない、ということも
多いと思います。
そんなときに、ご活用いただきたいのは「オンラインデモ」です。
私どもエコニティで操作するパソコン画面を、自分のデスクに座ったまま見る
ことができますので、気軽にわからないところの確認をすることができます。

詳しくは以下のURLをご覧ください。

http://www.econity.co.jp/setsubi/online_demo.html


■デモンストレーションの対応について

「設備管理の匠」「点検管理の匠」デモンストレーションのご依頼に随時対応
しています。
ご希望の方はご連絡下さい。


<問合せ先>
Mail:takumi@econity.co.jp

TEL:03-3865-1468


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  5.編集後記
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先日、国土交通省がインフラ老朽化対策に1兆2000億円の概算要求することが
ニュースになっていました。
またそのニュースの中で今後50年で、社会インフラの更新に190兆円が必要だ
ということも触れられています。
刷新するのか、長寿命化できるようにするのか、色々な議論はあると思います。
しかし、考えてみれば、
「作ったものは、永遠不変なものではなく、維持管理を考えなければならない」
これは当たり前のことです。
しかし、それが今こうしてニュースになることに対して、少し不思議さと、怖
さを感じます。

さて、まだまだ残暑は厳しいですが、ご自愛ください。


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■□エコニティについて■□

(有)エコニティは2000年に設立されました。
もともとソフトウェアの受託開発などを中心に業務をおこなっていましたが、
2003年頃から設備管理システムに取り組むようになりました。
当初は受託開発の一環としてソフト開発をおこない、その後設備保全のデータ
の作成などにも関わった経験もあります。そうした経験を生かし、2005年にパ
ッケージソフトとして「設備管理の匠」をまとめ、販売を開始しました。
お客様に使ってもらい、情報活用に貢献できるようなシステム作りを目指して
います!

URL:http://www.econity.co.jp

Mail:takumi@econity.co.jp

TEL:03-3865-1468

本ニュースレターが不要な場合には、下記メールまで「不要」の旨、ご連絡下
さい。お手数おかけいたしますがよろしくお願いいたします。

編集責任者:吉村

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