ニュースレターバックナンバー

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□■ エコニティ ニュースレター □■ 2012年12月号
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 ◎ 目次                
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1.設備情報管理のポイント(第59回)
2.北海道のうまいもん(第54回)~北海道のうまいもん~パンロール~
3.サポートサイトについて
4.エコニティからのお知らせ
5.編集後記


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  1.設備情報管理のポイント(第59回)
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前回は、「設備情報管理のメリット」というテーマの中の、「情報へのアクセ
スの改善」ということについて引き続き説明をしました。
部品型番や過去の故障、設備基準の変更や、図面管理、金額管理など、情報へ
のアクセスに起因する問題をご紹介しました。
情報アクセスを改善することは

・設備の情報がどこにあるのかわかるようにする
・設備の情報をすぐに取り出せる状態にできるようにする

これらがルール化されていることなので、こうした問題の解決につながります。
多くのご担当者様はこうしたことに気付いていると思いますが、漠然と
「よくなるかもしれない」と捉えていることも、多いかもしれません。
しかし、これは定量的、つまりコストの問題なのです。
ということをご説明してきました。

それでは、「情報へのアクセスの改善」が定量的なコストの問題とどのように
関係しているのでしょうか?
具体的にご説明します。

まず、「情報へのアクセス」の問題とは主に「探索時間」に関わることです。
つまり、情報探索時間を短くできるかどうかという話なのです。
そうした前提で、コストの問題は

・直接的コストの問題
・間接的コストの問題

の2種類に区分できます。

直接的コストとは、誰かが情報探索することによってかかる直接的な人件費で
す。

情報探索時間×単位時間当たりの人件費

という式でコストが算出できます。
従って、「情報へのアクセス」を改善することによってこのコストが変動しま
す。

製造現場では当たり前の話だと思いますが、現場の作業者が直接製造に関わら
ない時間は、可能な限り削減できるように改善しています。
段取り時間などの無駄をできるだけ排除することが強く求められます。

保全の現場でも同様だと思います。
機械の点検、整備、修繕など本来実施すべき業務の割合が高ければ高いほど効
率的ということになりますが、実際には事前の下調べなど段取りにもある程度
時間はとられているはずです。
段取りの中でも、特に資料を探す時間などは最も無駄と考えられます。
この無駄を減らすことができるかが、直接的コストの問題です。

前回の事例の中でも、ほぼすべてに当てはまる問題です。
図面を探したり、故障の対処方法を探したり、かかった金額を探したりと、こ
の探すという部分にもコストがかかっている、ということです。

それでは、情報管理によってメリットが出るかどうかの判定はどうすればよい
でしょうか?

次の算式で、求めることができます。(ある特定の作業が前提です。)

項目A:これまでの情報探索時間(/月)×人件費(/月)
項目B:情報管理実施後の想定される情報探索時間(/月)×人件費(/月)
項目C:設備情報管理運用にかかるコスト(/月)
項目D:設備情報管理導入にかかる初期コスト

◎D÷(A-B-C)

これで求められるのは初期コストを何カ月で回収できるか、ということです。
そもそも(A-B-D)がマイナスになるようでは全くメリットはないということで
す。
プラスになってもわずかなプラスで初期コストの回収に長時間かかるようであ
れば、金利分を考えると実質的にはマイナス、ということも考えれれます。
こうした方法で、具体的な数値でメリットがあるかを検討することができます。

項目A~Dの算定方法は、色々なやり方があります。
一つの例をお出しいたします。

・項目A
改善対象の業務について、作業対象者すべてにある一定期間、作業時の

「情報探索時間」(難しい場合には段取り時間)

を記述していただきます。
それを全作業者集計し、一人あたり・1ヶ月あたりの平均探索時間を算出します。
その平均探索時間と作業者の1ヶ月あたりの平均人件費でコストを求めます。

実地の計測調査が難しい場合には、シミュレーションを実施します。
想定される作業課題をいくつか準備して、それを実施しようとする場合の段取
り部分だけ作業者に試していただきます。
その結果を集計する、というやり方です。

・項目B
情報管理実施後の想定は、項目Aの2番目の方法と同じ、シミュレーションの実
施が基本です。
もし、シミュレーションを行う場合には、テストサンプルを抜き出し、想定さ
れる情報管理の方オフでデータをセットして、その情報を利用して実際に作業
者全員に対して計時してみます。
サンプルデータが終わったら、結果を集計して、一人あたり・1ヶ月あたりの
平均探索時間を算出します。
その平均探索時間と作業者の1ヶ月あたりの平均人件費でコストを求めます。


・項目C
情報管理にかかる運用コストです。項目Bの実作業以外の日常的コストという
ことになります。
具体的には、

 *データの追加・修正などの日々の入力コスト
  *人員が入れ替わった場合の教育コスト
  *コンピュータソフトや設備を利用している場合にはその保守コスト

それぞれについて、1ヶ月あたりの平均金額を算出します。


・項目D
情報管理の仕組みを作るためのコストです。
具体的には、

 *初期データを入力、または整理するためのコスト
 *初期教育コスト
  *コンピュータソフトや設備を利用するいる場合にはその購入コスト

以上が算出例です。

シミュレーションが中心になるため、どの程度誤差を見込むかで大きく違って
きます。
統計的に処理する方法もありますが、簡便に考えるとしたら項目Cの運用コス
トに1.3~1.5程度の係数をかけて大きめに見積もっておくことをお勧めします。

また、実際に算出する場合は、もう少し、色んな要素が複合的に絡み合ってい
ることも多いので、個別のケースに合わせて算式を組み立ててください。

次回は、間接的コストの問題についてご説明します。


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  2.北海道のうまいもん(第54回)~パンロール~
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今回は「パンロール」を紹介します。

パンロールは北海道小樽に本社工場を持つ「かま栄」という蒲鉾屋の商品です。

見た目は丸い筒状で、蒲鉾を薄い食パンで巻いて、油で揚げている揚げかまぼ
この仲間です。
「かまぼこ」と「パン」という組み合わせは、なかなか面白い発想です!

お店でも人気商品であることから
かま栄のホームページには「パンロール」についての独自のページが用意され
そこには誕生の歴史、取り扱い店、冷めた場合の食べ方などが掲載されていま
す。
ホームページから抜粋すると…
パンロールは昭和37年に弊社社長、佐藤公亮が発明した生粋のかま栄オリジ
ナル商品です。
かまぼこをスナック感覚で食べることは出来ないか?
ということを追求した結果、すり身をパンで包むという発想に至りました。

とのことです。

こんなに前からあったとは知りませんでした。

でも、やっぱり私が思った通り、これはおやつでもあるんですね!
実際に食べてみると、外側のパンはカリカリで中のかまぼこは柔らかく
とてもおいしいです。

そんなパンロールですが真空パックにすることが出来ず、防腐剤の類を使用し
ていないため、残念ながら地方発送することが出来ないそうです。

道内にいくつか店舗がありますので北海道へお越しの際は是非寄ってみてくだ
さい!
パンロールのほかにもたくさんの種類の揚げかまぼこが並んでいますよ。

ちなみに パンロールは1つ210円です。。。

ホームページもチェックしてみてください。
<<かま栄>>
http://www.kamaei.co.jp/


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  3.サポートサイト開設のご案内
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今回は、設備管理の匠、点検管理の匠をご購入いただいていないお客様には直
接関係はないのですが、サポートサイトの開設についてご案内いたします。

サポートサイトはご購入されているお客様にIDとパスワードを発行し、WEB上
でサポートに関わるサービスを提供いたします。

https://takumi-support.com/

具体的には

・ニュース
 バージョンアップ関連の情報や、新しいバージョンアップ予定、新製品、そ
の他の情報をご連絡いたします。

・質問掲示板
 お客様とエコニティとのコミュニケーションツールとして利用します。
ご質問事項の回答などを掲示板に掲載します。(個別のお客様毎に利用できま
す)

・よくあるご質問
 設備管理の匠、点検管理の匠に関用上、技術上の問題について代表的な質問
と答えを掲載します。

・ダウンロード
 設備管理の匠や点検管理のインストーラやマニュアル、バージョンアップフ
ァイル、その他運用上必要なファイルのダウンロードができます。

・アップロード
 お客様個別にエコニティ宛てにファイルをアップロードしたい場合に利用で
きます。メールで送るのが困難なファイルなどを送付いただく場合に利用でき
ます。

今後、随時機能は追加していく予定です。

現在、初期サポートを含むサポート契約中のお客様には別途ID、パスワードを
来週火曜日頃までには随時ご連絡いたしますので少しお待ちください。
(万一、対象のはずなのにサポートサイトのID、パスワードが来ないというお
客様がいらっしゃった場合にはご連絡ください)


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  4.エコニティからのお知らせ
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■点検管理の匠タブレットPC版、タブレットの試用版について

タブレットの試用版は、来月正式にリリースしますが、現在タブレットPCその
もののお貸出しも受け付けています。
ご関心のあるお客様はご相談下さい。

■インターネットを利用した説明対応について

現在、インターネット経由で、PCのデスクトップ画面共有ソフトを使って、
「設備管理の匠」のご説明を実施することを検討しています。
「TeamViewer」というソフトを利用して、弊社の営業担当者のPC上でのデモ
をご覧いただきながら、電話等でご説明する、という試みです。

地方のお客様などなかなかお伺いできないお客様や、デモを依頼するほどでは
ないが少し詳しく話が聞きたい、というお客様に最適です。

ご興味がある方はご相談下さい。
(環境によってはサービスを利用できないことがあります。)

■「点検管理の匠」モニターキャンペーンについて

先月ご案内した「点検管理の匠」のモニターキャンペーンはまだ受付中です。
ご希望のお客様はご連絡ください。


■デモンストレーションの対応について

「設備管理の匠」「点検管理の匠」デモンストレーションのご依頼に随時対応
しています。
ご希望の方はご連絡下さい。

<問合せ先>
Mail:takumi@econity.co.jp

TEL:03-3865-1468


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  5.編集後記
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今月2日に、笹子トンネルの崩落という大変痛ましい事故が起こりました。
直接的な原因が何か、ということは特に触れるつもりはないのですが、一般的
な要因としてインフラの老朽化が影響しているのは間違いないと思います。

私どもは初期のころ下水道施設にかなり関わっていることが多かったのですが
、長寿命化、つまり老朽化している施設をいかに延命させるか、ということが
大きな課題でした。
逆に言えば、新しく更新をするだけのお金の余裕が全くないということです。
国や自治体の財政状況を見れば容易に想像がつきます。

私どもは、維持管理の円滑化支援が確かにテーマではあるのですが、現在のこ
うしたインフラの状況を見ると、どこかで維持管理にも限界が出てくるのは間
違いないと思います。
いま、私どもはどうすればよいのかは全くわかりませんが、何とかソフトラン
ディングできることを祈るのみです。


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■□エコニティについて■□

(有)エコニティは2000年に設立されました。
もともとソフトウェアの受託開発などを中心に業務をおこなっていましたが、
2003年頃から設備管理システムに取り組むようになりました。
当初は受託開発の一環としてソフト開発をおこない、その後設備保全のデータ
の作成などにも関わった経験もあります。そうした経験を生かし、2005年にパ
ッケージソフトとして「設備管理の匠」をまとめ、販売を開始しました。
お客様に使ってもらい、情報活用に貢献できるようなシステム作りを目指して
います!

URL:http://www.econity.co.jp

Mail:takumi@econity.co.jp

TEL:03-3865-1468

本ニュースレターが不要な場合には、下記メールまで「不要」の旨、ご連絡下
さい。お手数おかけいたしますがよろしくお願いいたします。

編集責任者:吉村

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