ニュースレターバックナンバー

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□■ エコニティ ニュースレター □■ 2012年4月号
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 ◎ 目次                
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1.設備情報管理のポイント(第52回)
2.「北海道のうまいもん」(第49回)~のむチーズ~
3.エコニティからのお知らせ
4.編集後記


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  1.設備情報管理のポイント(第52回)
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前回も設備情報管理のレビュー、「手順の評価」についての話をさせていただ
きました。
評価対象の2つ目は

・情報(データ)を的確に利用できているか?

ということです。
もう少し具体的に言えば、

■収集したデータが利用されているのか?
■定められた方法で利用されているのか?

ということを評価します。

このような「手順の評価」を行った後に、3つの項目について検証ポイントが
あります。
まず、「手順の評価」が悪かった場合、問題のある評価対象に合わせて

◎データ収集ができない原因
◎想定通りの利用が進まない原因

について、検証が必要です。

また、「手順の評価」がよかった場合であっても、

◎運用によって派生した問題に対する原因

についても検証してください。

これらの検証に基づいて問題点を解消し、設備情報管理の運用手順を満足でき
る水準になってきたら、「「目的と仮説」の評価」を行うことになります。
と、ここまで話を進めてきました。


さて、今回はレビューの、そして設備情報管理の最終段階、「「目的と仮説」
の評価」です。(ちょっと長めです)

さて、ここでの評価対象は

・目的の達成度合

です。

そして、検証項目は、

◎仮説の妥当性


です。それぞれについて考えていきましょう。


設備情報管理での「目的」は多くの場合「問題の解決」ということになります。
そのため、「目的」の達成度合いは、当初考えていた「問題」がどの程度解決
できているか、ということです。
この達成度合いは、定量的に測定できることもあると思いますし、定性的にし
かわからないこともあります。
ただ、いずれにせよ、達成度合いは次のいずれかによって区分されるはずです。

①目的がおおむね達成できている

②目的が達成されつつあるが、もう少し時間の経過が必要

③目的の達成見通しがない。(問題が改善されていない)


これら「目的の達成度合い」の評価を踏まえて、今度は「仮説の妥当性」の検
証です。


まず、③の場合。
これは明らかに「仮説が妥当ではない」と言えます。
「「目的と仮説」の評価」の段階では運用が適切に進んでいることが前提だか
ら、少なくとも、目的に対して仮説が妥当ではないという疑いが強くなります。

さて、以前ご説明した通り、仮説には2種類あります。

■原因仮説
■方法仮説

です。
この2種類のどちらかの仮説が妥当ではないのか、両方妥当ではないのか考える
必要があります。一つ言えるのは、

・「原因仮説」が妥当でなければほぼ間違いなく「方法仮説」は妥当ではない

ということです。
つまり、まず「目的」(問題の解決)を考えるときに考えた「原因の仮説」の
妥当性を詳しく確認します。
もしそこに問題が見つからなければ、次にその原因を解消するための「方法仮
説」の妥当性を検証するということになります。

いずれにせよ、もし最初の「仮説」のプロセスをきちんと構築していれば、構
築したプロセスをたどることで、妥当性に問題がある部分は探しやすくなると
思います。

どこが悪いのかがわかれば仮説の修正が可能です。
もう一度仮説をたてなおして、運用手順を修正します。つまり、

2)仮説を立てる
3)範囲を決める。
4)データを標準化する。
5)収集の手続きを決める。
6)利用の手続きを決める。
7)運用する。
8)レビューを行う。

もう一度、この2)~8)プロセスを構築しなおすということになります。

しかし、仮説のどこが妥当ではないのか、どうしてもよくわからないこともあ
ります。
もしくは、仮説に妥当性がない分かってもそれに代わる仮説が立てにくいこと
もあります。

その場合、やむをえず「目的」を見直すこともあります。
ここで立てている「目的」はあくまでも「設備保全」の分野だけの目的です。
しかし究極的には「組織全体」の問題に貢献できればよいわけです。
一つの目的にこだわるより組織全体の問題を踏まえて、別の視点から「目的」
を再構築することで、よい結果が生まれることもあります。


一方、目的の達成度合いが「①」や「②」の場合、

「仮説がうまく機能したに違いない!」

と言えるでしょうか?

実はもう少し突っ込んで考える必要があります。
もしかすると、「設備情報管理」以外の理由で、目的が達成されているかもし
れないのです。
仮に、

「保全コストが高すぎるので削減したい」

という目的を設定し、

「事後保全が多かったのを、情報を管理し予防保全に転換することでコストが
下げられる」

という仮説で設備情報管理を行っていたとします。

結果的に「保全コスト」が下がっていたとしても、それは設備を大幅に更新し
た結果、トラブルが減ったことが理由かもしれません。

このように、他の要因によって結果が左右されていないかをよく考えてください。
なかなか、他の要因との兼ね合いを考えるのは難しいことですが、これを考えなければ「設備情報管理」に誤った評価を下してしまうことになります。


「目的の達成度合」が①、②、③いずれの場合でも

「仮説が怪しい」

と感じたら、もう一度やり直すことも重要なのです。
惰性で、設備情報管理の運用を続けていても無駄なコストが発生するだけです。

「これまで苦労してやってきたのに・・・」

という思う気持ちもあるかもしれませんが、何度も申し上げる通り「設備情報
管理の運用」そのものが「目的」になってしまっては、元も子もありません。
そうした状況を避けるためにも、「レビュー」をしっかりと行ってください。

そして、設備情報管理によって、

「目的が達成されたな!」

という場合でも、もちろんそれで終わりではありません。

その時点ですべての問題がなくなったわけではないと思います。

つまり、次の目的、次の仮説、次の設備情報管理の方法についてチャレンジし
プロセスを構築していくということです。
もちろん、これまでの成果を壊さないように進めるため、より難易度の高いも
のになると思います。

しかし、こうした新しいプロセスをどんどん積み上げていくことによって、設
備管理業務が進化するはずです。


実際のところ、特に企業の活動の中の生産現場、サービス現場など、直接「儲
け」につながる部分では、

「目的の設定→仮説構築→運用→レビュー」

こうしたプロセス構築を何度も繰り返すことによって洗練され、企業活動に大
きく貢献してきたものと思います。

しかし、そうした活動に比べて、設備管理の分野ではプロセスを構築し、まだ
まだ進化できる余地が多く残されているように思います。

これまで長きにわたってご紹介してきた「設備情報管理の手順」は、わかりに
くい部分も多々あったと思いますが、設備管理の分野での進化につながるため、
少しでもご参考になればという思いで書き進めてきた次第です。

以上で、「設備情報管理の手順」のご説明は終了です。
長きにわたってお読みいただいた方は、本当にありがとうございました。

次回から新しいテーマでお話しをしていきたいと思います。


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  2.「北海道のうまいもん」(第49回)~のむチーズ~
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今回は「のむチーズ」を紹介します。
私は「さけるチーズ」や「ピザ用ミックスチーズ」が常備食であるくらいチー
ズ味好きです。

チーズ味のものも結構買います!

そんな事もあり先日「のむチーズ」を購入しました。
チーズが飲める?というと・・・
「溶けたチーズが飲める・・・」とか「液状になったチーズ・・・」とか
だとしたら、すごい飲み物だ!と勝手に想像だけが膨らんでしまいます。

しかし実際に飲んでみると飲むヨーグルトのような感覚でゴクゴクと飲める、
とても美味しいドリンクでした。

種類別表示は確かに「ナチュラルチーズ」になっていたので間違いなくチーズ
なのですが、飲むヨーグルトとの違いは?となると具体的にはなかなか思いつ
かず、私なりの結論は「飲むヨーグルトよりも酸味が少ないのでまろやか!」
ということです(これでご勘弁を願います)。

それから、おいしく飲むために「冷やして飲んでください!」
これはお店で購入際に言われた言葉なので必須です。
更に「買ってすぐ飲むのと、賞味期限ギリギリで飲む場合で味わいが異なる」
との事でした。
まだ試してはいませんが(私に違いがわかるかな?)次回、楽しみにしたいと
思っています。

ちなみに1本178円

下記ホームページをチェックしてみてください。

「のぼりべつ酪農館」
http://www.rakunoukan.com/index.html
セブンネットショッピングで通販の取り扱いがあるようです
http://www.7netshopping.jp/all/



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  3.エコニティからのお知らせ
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■ご導入前のデータ作成について

最近、
「導入前だがサンプルデータを作成してもらえるのか?」
というお問い合わせが増えています。

お出ししている試用版はあくまでもサンプルです。
御社の管理形態やデータに合わせて項目名を作成し、Excelの一覧表のデータ
をいただければ、40台程度までの範囲であれば御社用のサンプルデータを作
成いたします。

詳しく聞きたい方はお問い合わせください。


■デモンストレーションの対応について

エコニティでは、「設備管理の匠」デモンストレーションのご依頼に随時対応
しています。
ご希望の方はご連絡下さい。

<問合せ先>
Mail:takumi@econity.co.jp

TEL:03-3865-1468

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  4.編集後記
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4月の初旬を超えると急激に暖かくなって、桜もあっという間に満開。
でも、桜を見ていると本当に普通の花を見ている以上になごみます。
私の4歳になる娘も別に誰に言われたわけでもないのに、桜を見るととても喜
び、花見に行きたいとせがみます。不思議なものです。
さて、多くの職場では新年度を迎えていることと思います。
私達も気分を新たにして、サービスを提供していきたいと思います。
ちょうど、というわけではないのですが「設備情報管理のポイント」の「設備
情報管理の手順」というテーマでのお話しが終わりました。
次回からは、より具体的な話もしていきたいと思いますのでご期待ください。


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■□エコニティについて■□

(有)エコニティは2000年に設立されました。
もともとソフトウェアの受託開発などを中心に業務をおこなっていましたが、
2003年頃から設備管理システムに取り組むようになりました。
当初は受託開発の一環としてソフト開発をおこない、その後設備保全のデータ
の作成などにも関わった経験もあります。そうした経験を生かし、2005年にパ
ッケージソフトとして「設備管理の匠」をまとめ、販売を開始しました。
お客様に使ってもらい、情報活用に貢献できるようなシステム作りを目指して
います!

URL:http://www.econity.co.jp

Mail:takumi@econity.co.jp

TEL:03-3865-1468

本ニュースレターが不要な場合には、下記メールまで「不要」の旨、ご連絡下
さい。お手数おかけいたしますがよろしくお願いいたします。

編集責任者:吉村

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