? メールマガジン2010年11月号|エコニティは低価格の設備管理システム、設備点検システムを提供し、工場や施設の設備管理業務を支援します。

メールマガジンバックナンバー

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□■ エコニティ メールマガジン □■ 2010年11月号
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はじめに・・・

北海道と東京を行き来していると、秋から冬は来るたびに地上が変化している
のがはっきりわかります。
最初は遠くの山だけにかぶっていた雪が、段々と平地を覆うようになって
11月末になるともうかなり雪の部分が多くなります。
ちょっと寒くてもそれはそれで、また楽しみのある季節の到来です。
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 ◎ 目次                
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1.設備情報管理のポイント(第36回)
2.「北海道のうまいもん」(第35回)~ゆめぴりか~
3.エコニティってどんな会社?③
4.エコニティからのお知らせ
  ・Windows7版について
  ・デモンストレーションの対応について

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  1.設備情報管理のポイント(第36回)
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前回は設備情報管理の手順として、「範囲を決める」ということをお話ししま
した。
これは、「仮説の適用範囲」、つまり仮説を検証するために必要なデータの範
囲を定めるということです。
本稿では、目的を定めその目的を満たすための仮説をたてて情報管理をするこ
とをお勧めしています。
しかし、仮説を確認していくためにいきなり、すべてのデータを対象に情報管
理をするのか、と言えば、それは非常に大変なことがあります。
最初は限られた範囲を対象として、後でその範囲を広げていけば無駄なコスト
をかけることが避けられるかもしれないのです。

また、仮説の適用範囲がそもそも限られていることもあります。
例えば電気系統と機械系統で、そもそも同じ故障予測を行うのが無理がありま
す。
それぞれで、仮説が必要になることがほとんどです。

このように、

・全体を代表するサンプルを取り上げる
(例えば、あるラインだけ、ある建屋だけなど)
・仮説が効果的に適用できるものを取り上げる
(例えば、ある種類の機械だけ、など)

このような範囲の絞り方がある、ということです。
適用範囲は徐々に広げることで、遠回りに見えますがよりコストを抑えた情報
管理につながります。
と、ここまでご説明いたしました。

さて、今回からはしばらく次のテーマである、「データを標準化する」という
ことについてお話したいと思います。
ここからが、実際の情報管理のテクニック、ということになります。

そもそも、情報とは何でしょうか?
色々な説明や解釈がありますが、一つ言えるのは物事(事象)についての記述
である「データ」を、意味のある形でまとめたのが情報である、ということで
す。
肉や魚の素材が「データ」あり、その素材を加工することでおいしい料理
(情報)が出来上がる、というわけです。

料理をするときにも、色々な素材を闇雲に使ったりはしません。
素材を吟味して、下ごしらえをして料理できる状態まで準備をしていきます。

「データを標準化する」とは、まさにこの素材を吟味し、下ごしらえするとい
うプロセスにほかなりません。

料理をするときに、こうした作業を怠れば、当然まずいものができ上ってしま
う可能性が高くなります。
同様に、このデータを標準化するという作業を行わなければ、情報利用がうま
く行かないかもしれないのです!
つまり、データを情報として活用していくために、使える状態にしてくこと、
これが標準化の意味です。

ところが、データを使う上でこの標準化を行わないことが非常に多くみられる
のです。

なぜでしょうか?

データというのは管理したい対象の「属性」として現れることが多いのですが
、データを記述する場合、

・この対象にはどんな属性があるか?

と対象中心に考えてしまうことが多いのです。

具体的に言えば機械のスペックを考えるときに、そのメーカが提供している
仕様書を見て確認することは非常に多いと思います。
ところが、その仕様書の記載方法は同じ内容を記述しているものでも、項目の
名前が違っていることがあります。

例えば、大きさについてある機械は「寸法:○○」、同種の別の機械は「サイ
ズ:○○」と記載されていることがあります。
この程度の内容であれば両者を並べれば同じことを言っているのだ、と分かり
ますが、仮にそれが分からなければ、もしくは分かっていても二つの項目があ
ることを知らなければ、両者のデータを見て、

「こっちには、「寸法」はあるけれど、もう一方には「寸法」ない、だから比
較ができない」

という結論になってしまうかもしれません。

この例は極端かもしれません。
ただ、私達は今まで、色々なデータを見てきましたが、機械ごと個別の「属性」
をデータとして記述していているため、同じような項目なのに「別の項目」と
して扱っているということを少なからず体験しています。
決して珍しいことではないと思います。


情報管理をする、といっても、それは情報をただ、保持していることだけでは
ありません。

「使える状態にしておく」

ということが、最も重要な要件です。
そして、標準化が使える状態にするための、キーポイントなのです。

では何をすれば、「データを標準化」したことになるのでしょうか?
まず情報はどんなふうに使われるのか、ということを次回、考えていきたいと
思います。


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  2.「北海道のうまいもん」(第35回)
                    ~ゆめぴりか~
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今回は「ゆめぴりか」を紹介します。
「ゆめぴりか」は2009年度米より販売が開始された新品種の北海道米です。

昨年は冷夏だった事もあり当初予定の8%しか出荷されず、あっという間に販
売が終了してしまい、私が評判を聞いてお店へ行った時には、「ゆめぴりか」
は規格外米と「おぼろづき」のブレンド米として販売されているだけでした。

そしてついにこの秋、「ゆめぴりか」2010年度米が販売されました。
今年は作付面積が増え、天候にも恵まれたお陰で順調に生育し、昨年の10倍
以上の販売が予定されているとの事です。

昨年よりかなり手に入りやすくなった為なのか、「ゆめぴりか食べた?」
「ゆめぴりかっておいしいよね~」「ゆめぴりか食べてみたいな~」等、
私のまわりに限ってなのか?「ゆめぴりか」を話題にする人が11月になって
から増えている様な気がします。
久しぶりに会った友人も子供も近所の奥さんも・・・

普段はお米の銘柄はあまり気にしないで安いお米を見つけては買っていた私で
したが、そんなまわりに影響されて「100%ゆめぴりか」を買ってみました。

昨年の10倍以上の出荷!とはいうものの他の品種より販売量はまだまだ少
なく価格はちょっと高めで「貴重なお米」感は否めませんが・・・

さっそく炊いて食べてみました。

炊き上がった「ゆめぴりか」はツヤツヤでねばりが強いご飯でした。
好みもあるとは思いますが、もっちりとした触感がとても美味しく感じました。
厳しい品質基準をクリアしたお米+新米という最高の条件で食べたのですから
おいしくて当然かもしれません!

また、冷めてもツヤは衰えずふっくらしているのでお弁当にも良いかもしれま
せん。

ちなみに「ゆめぴりか」の「ピリカ」は、「美しい」という意味だそうです。

北海道の新しく美しいお米「ゆめぴりか」をぜひチェックしてみて下さい。


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  3.エコニティってどんな会社?③

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今回が、エコニティの紹介の最終回です。
私、吉村のご紹介、それから、その他エコニティの主要スタッフも簡単にご紹
介したいと思います。

■吉村(代表取締役)
営業担当兼、総務担当兼、プロジェクトマネジャー兼、そしてこのメールマガ
ジンの主要な編集スタッフでもあるのが吉村です。
プログラムの開発以外のことは、たいがい何でもやっています。
伊藤忠系の会社のスタッフ系業務を経て、何を思ったのか「理想の会社をつく
ろう」と考えて、エコニティを創業しました。
現在は、設備管理分野のノウハウを個人的にも蓄積しながら、どうやればよい
サービスが提供できるのかを日々考えています。
日常的には、お客様のフロントに立って、色々なサービス、営業対応をさせて
いただくのが主な仕事です。

社内ではいつも忙しそうに思われているのですが、実はバタバタすることが好
きなだけだ、という噂もあります。
父方の実家が酒造会社、ということもあって?昔は、お酒をたくさん飲んでは
失敗を繰り返してきましたが、最近はめっきり飲む量も控えめになってきまし
た。
テニスをするのが趣味で学生時代から随分長く続けていますが、なかなか上達
もしない下手の横好き状態です・・・。

仲間と色々と試行錯誤しながらここまでやってきていますが、お客様と社員が
ともに満足ができるような、会社を作っていくことが大きな目標です。
特に設備情報管理の分野で、できるだけ質の高いサービスを提供したいと思っ
ています。

その他、次のようなスタッフがいます。


■O氏
もう一人の創業メンバーです。
吉村と同様に伊藤忠系の会社に在籍し、主にコンサルタントとして活躍してき
ました。
現在は、システム開発兼、顧客へのコンサルティングも担当しています。
理知的な先生のような風貌ですが、人当たりは社内でももっとも柔らかです。

■I氏
創業期からのメンバーで、現在は主にWeb開発担当です。
伊藤忠系の会社ではエネルギー系のシステムの開発、運用、営業などを行って
いました。
社内でも最も忙しいのですが、その合間にジムでのトレーニングも欠かしませ
ん。

■K氏
伊藤忠系の会社に在籍し、科学系のソフトウェアの開発、サポートなどを行っ
てきました。
現在は、システム開発を担当してます。
社内一のスポーツ好きと言っていいと思います。
北海道事務所在籍です

■T氏
社内最年長で、知識や経験豊富です。
大変穏やかな人柄で、聞いたことは何でも嫌がらず答えてくれます。
ただ、お酒を飲むと・・・楽しい人格に豹変します。
伊藤忠系の会社に在籍し、現在システム開発を担当しています。

■ISさん
北海道事務所の女性スタッフで、主にWebページの運営を行っています。
会社内で、最もしっかりしています!

■IWさん
北海道事務所の女性スタッフで、3児の母です。
事務、データ作成担当の他、このメールマガジンの編集も行っています。

■Hさん
東京本社で、唯一の女性スタッフです。
システム開発担当で、いまエコニティの中では最も若いスタッフです。

以上8名が、現在の主要スタッフです。
今後ともよろしくお願いいたします。


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  4.エコニティからのお知らせ
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■年末年始の営業について

12月29日~1月3日まで年末年始の休暇をいただいております。
そのため、年末は12月28日まで、年始は1月4日からの営業です。
ご了承ください。

■Windows7対応版について
9月7日より、「設備管理の匠」のバージョンを全面的に変えて、今後、お送り
する試用版・製品版については全てWindows7にも対応した形にしています。
(今までは一部機能で不具合がありました)
これまでに、試用版を入手されているお客様でWindows7上で利用したい方は、
再度お送りすることも可能ですのでご連絡ください。


■デモンストレーションの対応について

エコニティでは、「設備管理の匠」デモンストレーションの依頼に随時対応し
ています。
ご希望の方はご連絡下さい。

<問合せ先>
Mail:takumi@econity.co.jp

TEL:03-3865-1468


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■□エコニティについて■□

(有)エコニティは2000年に設立されました。
もともとソフトウェアの受託開発などを中心に業務をおこなっていましたが、
2003年頃から設備管理システムに取り組むようになりました。
当初は受託開発の一環としてソフト開発をおこない、その後設備保全のデータ
の作成などにも関わった経験もあります。そうした経験を生かし、2005年にパ
ッケージソフトとして「設備管理の匠」をまとめ、販売を開始しました。
お客様に使ってもらい、情報活用に貢献できるようなシステム作りを目指して
います!

URL:http://www.econity.co.jp

Mail:takumi@econity.co.jp

TEL:03-3865-1468

本メールマガジンが不要な場合には、下記メールまで「不要」の旨、ご連絡下
さい。お手数おかけいたしますがよろしくお願いいたします。

編集責任者:吉村

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